GameSirの会社は中国・広州。Xboxライセンス品も手がける2013年創業のコントローラーブランド
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Amazonでゲームコントローラーを探していると、「GameSir」というブランドがよく目に入ります。 純正のコントローラーより安いのに、背面ボタンやドリフトしにくいスティックを載せたモデルが多いので、どこの国の会社なのか、買っても大丈夫なのか気になりますよね。
結論から言うと、GameSir(ゲームサー)は2013年に中国・広州で創業したゲームコントローラーのブランドで、所在地や沿革、保証規定を公式に公開しています。 公式サイトでは、Xbox向けの「Designed for Xbox」のライセンス品や、Apple MFi 認証を受けたスマホ用コントローラーを作ってきた歩みを公開しています。 一方で、保証を受けるには買う場所が大事で、サポートの受付時間も中国の時間帯です。
この記事の重要ポイント
- 2013年に中国・広州で創業。スマホアプリの開発元は広州のGuangzhou Chicken Run Network Technologyで、米ロサンゼルスに海外向けの拠点がある
- Xbox・PC・Switch・スマホ向けのコントローラーを展開。G7 SEなどXboxのライセンス品や、ドリフト対策をうたうホール効果・TMRスティックが特徴
- 保証は購入日から12ヶ月。公式ストアか認定の販売代理店で買った製品が対象なので、販売元を確かめてから買う
GameSirについて調べると、「中華コントローラーの中では定番」「純正より安くて高機能」という紹介がよく見つかります。 ただ、本社の場所を深圳と書いている記事もあり、情報がまちまちです。
この記事では、GameSirの公式サイトと保証規定、App Storeの開発元の表記から、会社の実態を整理します。 そのうえで、主なコントローラーの特徴と評判、「怪しい」と言われる理由、1年保証を受けられる買い方を紹介します。
GameSirはどこの国?中国・広州で2013年に創業したコントローラーブランド
GameSirは、Xbox・PC・Nintendo Switch・スマートフォン向けのゲームコントローラーを作るブランドです。 2026年10月12日に公式サイトの会社紹介ページで確かめた内容をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 公式サイトなどの記載 |
|---|---|
| ブランド名 | GameSir(ゲームサー) |
| アプリの開発元 | Guangzhou Chicken Run Network Technology Co., Ltd. |
| 本社 | 中国・広州 |
| 創業 | 2013年 |
| 海外の拠点 | 米国ロサンゼルス(グローバルマーケティングセンター) |
| 販売する国 | 100以上の国と地域 |
| 主な製品 | Xbox・PC・Switch・スマホ向けコントローラー |
| 保証 | 購入日から12ヶ月(同じモデルと交換) |
英字の表記は「GameSir」で、GとSだけが大文字です。 読み方は「ゲームサー」です。
GameSirの本社は深圳ではなく広州:公式の沿革とApp Storeの開発元の表記で確認
GameSirの本社を「深圳」と紹介している記事がありますが、公式サイトの沿革では「2013年に創業し、中国・広州に本社を置いた」と書かれています。 広州は、深圳と同じ広東省にある省都です。 同じ省の大都市なので混同されやすいものの、公式の記載は広州です。
ブランドを運営する会社の名前は、公式サイトの会社紹介ページには載っていません。 手がかりとして、スマホ用のGameSirアプリをApp Storeで確かめると、開発元は「Guangzhou Chicken Run Network Technology Co., Ltd.」と表示されていました(2026年10月12日確認)。 社名にも「Guangzhou(広州)」が入っていて、公式の沿革にある本社の場所と一致します。
公式年表で見るGameSirの歩み:スマホ用コントローラーからXboxのライセンス品へ
公式サイトの年表を要約すると、次の流れです。
- 2013〜2014年:GameSirを創業し、最初の製品「G1」を発売
- 2015〜2016年:米国ロサンゼルスに海外向けの拠点を作り、AppleのMFi認証を受ける
- 2017〜2018年:スマホ用のGameSirアプリを公開
- 2021〜2022年:Microsoftと組み、「Designed for Xbox」のコントローラー(X2 Pro・G7)を発売
- 2023〜2024年:ホール効果スティックのG7 SE、TMRスティックのTarantula ProとCyclone 2を発売
- 2025年〜:TMRスティックを載せたXbox向けのG7 Proを発売
スマホにつなぐ小さなコントローラーから始まり、いまはXboxやPCで使う本格的なコントローラーまで広がってきたことが分かります。 公式サイトでは、従業員は200人以上、認定の販売代理店は200以上と紹介しています。
日本でも活動しています。 2025年9月の東京ゲームショウ(幕張メッセ)にブースを出し、「ゼンレスゾーンゼロ」とコラボしたG7 Proを展示しました。 公式サイトには日本語版もあり、製品の説明書や保証規定を日本語で読めます。
GameSirの主なコントローラーと特徴:ホール効果・TMRスティックでスティックの摩耗を抑える

対応機種別のラインナップ:Xbox・PC・Switch・スマホ
公式サイトの日本語版では、コントローラーを4つの対応機種に分けて紹介しています(2026年10月12日確認)。
| 対応機種 | 主なモデル | 特徴 |
|---|---|---|
| Xbox・PC | G7 SE、G7 Pro、T7 Pro、Tarantula Pro for Xbox | Xbox本体とPCで使えるモデル |
| Switch・PC | Cyclone 2、Nova 2 Lite、Super Nova | 複数の機器で切り替えて使える |
| PC・Switch | Tegenaria Lite | 左右対称のボタン配置の有線モデル |
| スマホ | X5 Lite、X5s、G8 Plus、Pocket Taco | スマホを挟んで使う形など |
モデルが多くて迷いますが、最初に「どの機器で遊ぶか」を決めると候補が絞れます。 Xbox本体で使うならG7シリーズかT7 Pro、SwitchとPCを行き来するならCyclone 2やNova 2 Lite、スマホならXシリーズかG8 Plus、という分け方です。
GameSirの製品で目立つのは、スティックの仕組みです。 ゲームのコントローラーは、使い続けるとスティックに触れていないのにキャラクターが動く「ドリフト」が起きることがあります。 GameSirは、磁石でスティックの傾きを読む「ホール効果」や「TMR」と呼ばれるセンサーを多くのモデルに載せ、部品がこすれて減る部分を少なくし、ドリフトの原因になる摩耗を抑える、と説明しています。
純正のコントローラーでドリフトに悩んで買い替えを考えている人には、ここがGameSirを選ぶ一番の理由になります。 ただし、これはドリフトがまったく起きないという保証ではなく、何年使えるかを第三者が確かめたデータもありません。
GameSir G7 SEの評判:機能性は高評価、耐久性と接続には不満も
GameSirのXbox向けコントローラー「G7 SE」の評判を、国内外のレビューの傾向からまとめると次のとおりです。
- 好評な点:ドリフトしにくいホール効果スティック、背面ボタンや交換できるフェイスプレートなど価格のわりに機能が多い、XboxとPCの両方で使いやすい
- 不満な点:ボタンや十字キーの押した感覚が純正より弱い、振動がやや粗い、有線でしか使えない
- 人による点:長く使ったときの耐久性や、ケーブルの差し込み口の不具合を挙げる声がある
国内の比較サイトでは、満足度が5点満点で4.57(10件)で、項目別では「機能性」が4.67と高く、「耐久性」が3.51と最も低い結果でした(2026年10月12日確認)。 件数は少ないものの、機能面に比べて耐久性の評価が低い傾向が数字にも表れています。
この記事は実機を使って試したものではなく、公開されているレビューの傾向と公式の仕様を整理したものです。 コントローラーは手の大きさやボタンの好みで合う・合わないが分かれるので、届いたら返品できる期間のうちにすべてのボタンとスティックを試しておきましょう。
GameSirが「怪しい」と思われる理由と、確かめておきたい認証・保証
なぜ「怪しい」と思われるのか?中国メーカー・安さ・アプリ・公式に似たサイト
GameSirは創業から10年以上たつブランドですが、「怪しい」と感じさせる要素がいくつか重なっています。
1. 家電量販店で見かけない中国のブランド
GameSirは主にAmazonや公式ストアで売られていて、日本の店頭ではあまり見かけません。 名前を聞いたことがないまま検索結果に出てくるため、正体の分からないブランドに見えやすくなっています。
2. 純正より安いのに機能が多い
GameSirのXbox向けコントローラーには、背面ボタンやドリフトしにくいスティックが付いているのに、純正のコントローラーより安いモデルがあります。 「安すぎて品質が心配」と感じる人がいるのは自然です。
3. スマホアプリの開発元が中国の会社
GameSirのコントローラーは、スマホやPCのアプリでボタンの割り当てや本体の更新ができます。 App Storeの開発元が中国の会社なので、アプリを入れてよいか迷う人もいます。
4. 公式に似た名前のサイトがある
GameSirの保証規定などを検索すると、公式サイト(gamesir.com)とつづりが1文字違うだけの、公式ではないサイトが検索結果に出てくることがあります。 保証規定の対象は公式の販売チャネルと認定の販売代理店で買った製品なので、公式ではないサイトで注文すると保証を受けられないおそれがあります。 直販で買うときは、アドレスが「gamesir.com」かを確かめましょう。
GameSirのライセンス・認証の実績:Designed for XboxとApple MFi
「怪しい」と感じたときの判断材料になるのが、第三者の認証です。
GameSirは、Microsoftの「Designed for Xbox」プログラムに参加し、ライセンス品のコントローラーを出しています。 公式サイトの年表では、2021〜2022年にX2 ProとG7を、その後にG7 SEとG7 Proを出したと紹介しています。 Xbox向けのモデルを出し続けていることは、Microsoftとのライセンスの関係が続いていることの裏付けになります。
ただし、ライセンス品がすべてXbox本体で使えるわけではありません。 たとえばX2 Proは、Androidのスマホに差し込んで使うコントローラーです。 Xbox本体で使いたいときは、モデルごとに対応機種を確かめましょう。
また、2015〜2016年にはAppleのMFi認証を受けたと年表に書かれています。 MFi認証は、iPhoneやiPadで使う周辺機器がAppleの基準を満たしていることを示すものです。
GameSirの1年保証を受けるには購入先が大事:公式ストアか認定の販売代理店で買う
GameSirの保証規定(日本語版)では、購入日から12ヶ月、製品の機能の異常や製造上の欠陥があれば同じモデルと交換すると書かれています。 ただし、次の条件があります。
| 項目 | 保証規定の内容 |
|---|---|
| 対象の買い方 | 公式の販売チャネルか、公式の認定販売代理店で買った製品 |
| 優先されるもの | 買った店の返品ポリシー |
| 申し込み先 | support@gamesir.com |
| 用意するもの | 製品名、症状の説明と動画、注文番号が分かる画面の写し |
| 故障品の返送 | ほとんどの場合は不要 |
つまり、届いてすぐの不具合はまず買った店の返品で対応し、それを過ぎたらGameSirに直接連絡する流れです。 注文番号が分かる画面の写しを求められるので、注文履歴は消さずに残しておきましょう。
注意したいのは、サポートの受付時間です。 問い合わせページでは、平日10時〜19時、土日10時〜17時(いずれも中国の時間帯、UTC+8)と案内しています。 日本時間に直すと1時間足して、平日11時〜20時、土日11時〜18時です。 保証規定では、メールには24時間以内(土日祝日を除く)に返信するとしています。
Amazonで買う場合は、商品ページの「販売元」が公式ストアや認定の代理店かを確かめます。 販売元の名前だけで正規かどうかを判断しにくいときは、買う前に商品名と販売元を添えてGameSirのサポートに問い合わせると確実です。
GameSirのコントローラーでよくある疑問:PS5での使用、アプリの安全性、日本語での問い合わせ
QGameSirのコントローラーはPS5で使えますか?
公式サイトでは、コントローラーをPC・Xbox・Nintendo Switch・スマホの4つの対応機種に分けて紹介していて、PlayStation向けの分類はありません(2026年10月12日確認)。PS5で使いたい場合は、商品ページの「対応機種」にPS5と書かれているかを必ず確かめましょう。書かれていないモデルを買うと、PS5本体ではつながりません。XboxやPCで使えるかも、同じようにモデルごとの対応機種で確かめます。
PCやPS5で使うゲーミングデバイスを他のブランドと比べたい場合は、Razerの企業情報も参考になります。
QGameSirのスマホアプリは入れても大丈夫ですか?
アプリはボタンの割り当てや本体のファームウェアの更新、ボタンの動作確認に使うものです。App Storeでは開発元が広州の会社(Guangzhou Chicken Run Network Technology)と表示され、アプリが扱うデータの種類も公開されています。心配な場合は、更新や設定が必要になったときだけ入れて、終わったら削除する使い方もできます。アプリをダウンロードするときは、App StoreやGoogle Playの公式ストアから入れ、開発元の名前を確かめましょう。
Amazonでコントローラー本体を買うときに、販売元が正規のストアかを見分ける手順はAmazon公式か見分ける方法で解説しています。
QGameSirの故障や不具合は日本語で問い合わせできますか?
公式サイトには日本語版があり、保証規定や説明書、問い合わせの案内を日本語で読めます。問い合わせはメール(support@gamesir.com)が中心で、受付は中国の時間帯です。日本語での返信になるかは公式に明記されていないため、メールは短い文で、製品名・症状・注文番号をはっきり書くと伝わりやすくなります。症状を撮った動画も求められるので、問い合わせの前に用意しておきましょう。
国内のメーカーのSwitch用コントローラーも比べたい場合は、DIGIFORCEの企業情報で奈良の会社が作る製品を紹介しています。
信頼性の高いゲームコントローラーを探すならTrust Pick

ゲームコントローラーは、Amazonで知らないブランドの手ごろな商品がたくさん並ぶジャンルです。 GameSirのように拠点や保証の条件を公開しているブランドもあれば、販売元の情報がほとんど分からない商品もあります。
Trust Pickは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品を、価格やレビュー評価の条件で絞り込める検索サービスです。 「3,000〜1万5,000円で星4以上のコントローラー」のように、条件を決めて候補を探せます。
安物買いで後悔はしたくない、かといって高いものに手は出しにくい。いくらまで出すか、星いくつ以上かを決めて探したい場合はこちら。
GameSirと比べてコントローラーを選ぶ4つのチェックポイント:対応機種・スティック・接続・保証
1. 遊ぶ機器に対応しているかを見る
Xbox本体で使うなら、対応機種の欄にXbox本体が書かれているかを確かめます。 Xboxのライセンス品でも、スマホ用のモデルがあるためです。 Switch・PC・スマホも、同じく対応機種の欄で確かめましょう。
2. スティックの仕組みを確かめる
ドリフトが心配なら、ホール効果やTMRのスティックを載せたモデルを選びます。 商品名や説明に「ホール効果」「Hall Effect」「TMR」と書かれているかが目印です。
3. 有線か無線か、つなぎ方を見る
同じシリーズでも、有線だけのモデルと、無線でも使えるモデルがあります。 ソファから離れて遊ぶなら無線、遅延を少しでも減らしたいなら有線、と使い方で選びましょう。
4. 保証の期間と受け方を確かめる
保証の年数だけでなく、どこで買えば保証を受けられるかまで確かめます。 注文番号や不具合の動画が必要な場合は、箱と注文履歴を残しておきましょう。
「怪しい」格安コントローラーを避ける5つのポイント:運営会社・販売元・認証・評価・受け取り後の確認
1. 運営会社の情報が見つかるかを確かめる
ブランド名で検索して、公式サイトや会社の紹介ページが見つかるかを確かめます。 所在地や保証の条件を公開しているブランドなら、困ったときの問い合わせ先があります。
2. 販売元の名前を見る
商品ページの「販売元」をクリックして、ブランドの公式ストアや正規の代理店かどうかを見ます。 同じ商品でも、出品者によって保証の扱いが変わることがあります。
3. 認証の表示を確かめる
Xbox向けなら「Designed for Xbox」、iPhone向けなら「MFi」の表示があるかを見ます。 認証の表示があれば、その機器のメーカーの基準を満たした製品だと分かります。
4. 評価の件数と星の分布をあわせて見る
星4以上でも、星1が1割を超えるような商品は、低い評価の内容まで読んでから決めましょう(編集部の目安です)。
5. 届いたらすぐに動作を確かめる
返品できる期間のうちに、すべてのボタン・スティック・振動が反応するか、接続が途切れないかを確かめます。 問題があれば、早めに販売元へ連絡しましょう。
GameSirと比べたいコントローラーブランド
GameSirは、中国・広州で2013年に創業したゲームコントローラーのブランドです。 ドリフト対策をうたうスティックやXboxのライセンス品を手ごろな値段で選べる一方、サポートは中国の時間帯でメールが中心なので、公式ストアか認定の販売代理店で買い、届いたらすぐに動作を確かめておきましょう。
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