NANAMIはどこの国の充電器?中国・深圳の会社が2016年からAmazonで売るワイヤレス充電器
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Amazonで「ワイヤレス充電器」と検索すると、1,000円台の置くだけ充電器の中に「NANAMI」というブランドがよく出てきます。 レビューが1万件を超える商品もある一方で、日本語の名前のようでいて会社の情報が見当たらず、どこの国のブランドなのか気になりますよね。
結論から言うと、NANAMIは中国・深圳市龍華区の会社が2016年からAmazonで販売しているワイヤレス充電器のブランドです。 日本のAmazonの販売元「nanamihome」の特定商取引法に基づく表記で、販売業者が深圳の会社だと確かめられます。 NANAMIには公式サイトもあり、問い合わせ先の電話番号と所在地がAmazonの出品者ページと一致しています。
この記事の重要ポイント
- Amazonの販売元nanamihomeの販売業者は、中国・広東省深圳市龍華区の会社。社名のローマ字に「Wuliu(物流)」が入る
- 公式サイトでは「2016年からAmazonでスマホアクセサリーを製造・販売」と説明。Qi規格の認証データベースにはNANAMIの製品が5件登録されている
- パッド型は1,250円、スタンド型は1,939円(2026年10月14日時点)。置くだけの手軽さが評価される一方、発熱と置く位置のズレへの不満もある
NANAMIについて調べると、「物流会社が売っている」「ホームページが管理されていない」といった情報が出てきて、かえって不安になるかもしれません。 社名に「物流」が入っていることと、公式サイトの情報が少ないことが、「怪しい」と感じる主な理由です。
この記事では、Amazonの出品者ページ、NANAMIの公式サイト、Qi規格を管理する団体のデータベースで確かめた内容をもとに、NANAMIの正体を整理します。 そのうえで、ワイヤレス充電器の価格と評判、保証の窓口、買う前に確かめたい点を紹介します。
NANAMIはどこの国?中国・深圳市龍華区の会社が2016年からAmazonで売るワイヤレス充電器ブランド
NANAMIは、中国・深圳の会社が展開しているブランドです。 2026年10月14日にAmazonの出品者ページと公式サイトで確かめた内容をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 確認した内容 |
|---|---|
| ブランド名 | NANAMI |
| 国 | 中国 |
| Amazonの販売業者 | Shenzhenshi Huashuntong Wuliu Youxiangongsi |
| 販売業者の所在地 | 中国・広東省深圳市龍華区 |
| 公式サイトの社名 | Shenzhen Huashun Logistics Co., Ltd. |
| 販売の開始 | 2016年からAmazonで販売(公式サイトの会社紹介より) |
| 主な製品 | ワイヤレス充電器、USB-C充電器、車載用ワイヤレス充電器 |
| 日本のAmazonの販売元 | nanamihome |
ブランドの表記は、商品名でも公式サイトでも全部大文字の「NANAMI」です。 読み方は公式には示されていないため、この記事では「ナナミ」と表記します。 日本の女性の名前と同じ響きですが、日本の会社ではありません。
NANAMIの販売会社の社名には「物流(Wuliu)」、公式サイトでは充電器の製造・販売を説明
Amazonの販売業者名「Shenzhenshi Huashuntong Wuliu Youxiangongsi」は、中国語の社名の発音をローマ字で書いたものです。 「Shenzhenshi」は深圳市、「Wuliu」は物流、「Youxiangongsi」は有限会社を意味します。 公式サイトでも、英語の社名は「Logistics(物流)」の入った「Shenzhen Huashun Logistics Co., Ltd.」です。
そのため、「物流会社が充電器を転売しているのでは」と疑う声もあります。 ただ、公式サイトの会社紹介には、2016年からAmazonでスマホアクセサリーを製造・販売してきたと書かれています。 製品ページにはNANAMIの型番を付けたワイヤレス充電器が並び、イヤホンや車載用の充電器まで自社のブランドで展開しています。
社名に物流が入っている理由は公表されていません。 ただ、ブランドの公式サイトを持ち、自社の型番で製品を展開している以上、社名だけで転売業者と決めつける根拠にはなりません。
NANAMIの公式サイトとAmazonの販売元nanamihomeは、電話番号と所在地が一致
NANAMIには公式サイト(nanami.cc)があります。 サイトに載っている問い合わせ先の電話番号は、Amazonのnanamihomeの出品者ページにある番号と同じでした。 所在地も、どちらも深圳市の龍華区(旧・龍華新区)です。
公式サイトには、Amazonでの購入について「Amazon本体と正規の出品者以外が売っている商品は、偽物や無許可の転売の可能性がある」という注意書きもあります。 ただし、この注意書きはアメリカのAmazonについて書かれたもので、日本のAmazonの正規の出品者は公式サイトに書かれていません。 2026年10月14日に日本のAmazonで確かめたNANAMIの商品の販売元はnanamihomeでした。 買うときは、販売元の表示がnanamihomeになっているかを見ておくと、問い合わせ先がはっきりします。
NANAMIの企業情報とワイヤレス充電器:怪しく見える理由・Qi認証・価格・評判

NANAMIが「怪しい」と見られやすい3つの理由:物流会社の名義・情報の少ない公式サイト・型番が分からない
NANAMIには、買う前に不安を感じさせる点がいくつかあります。
1. 販売業者の社名が物流会社
前の節で説明したとおり、販売業者の社名には「物流」が入っています。 メーカーらしくない社名なので、「本当に自社で作っているのか」と疑われやすくなります。
2. 公式サイトの情報が少ない
公式サイトには「会社概要」「沿革」「受賞歴」といったページの項目がありますが、2026年10月14日に確かめた時点で、沿革と受賞歴のページを開いても具体的な内容は確認できませんでした。 大手の充電器メーカーが製品ごとの説明書やサポート情報を公開しているのと比べると、情報の少なさが目立ちます。
3. 日本のAmazonの商品ページに型番が書かれていない
日本のAmazonのNANAMIの商品は、商品名が「Qi認証」「最大15W出力」などの説明の羅列になっています。 商品ページから型番が分からないため、どの商品が認証を受けたものなのかを照らし合わせにくい状態です。 認証の確かめ方は、このあとの「Qi認証は本当か」で説明します。
NANAMIの基本情報:販売元・保証・返品・問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | NANAMI(ナナミ) |
| 国 | 中国(販売業者は広東省深圳市龍華区) |
| 公式サイト | nanami.cc(英語・日本語などに対応) |
| Amazonの販売元 | nanamihome(出品者の評価は星4.8、過去12か月で98%が肯定的) |
| 主な製品 | ワイヤレス充電器、USB-C充電器、車載用ワイヤレス充電器 |
| 保証 | パッド型(15W 超薄型)の商品説明に18か月保証と記載 |
| 返品 | 注文日から30日間の返品・返金に対応 |
| 問い合わせ | Amazonの注文番号を添えてメール(月〜土 9:00〜20:00、祝日除く) |
表の評価・保証・返品・問い合わせは、2026年10月14日にAmazonの出品者ページと商品ページで確かめた内容です。 出品者の評価(星4.8)は、発送の早さや梱包、問い合わせへの対応についての評価で、充電器の品質を評価したものではありません。 保証の期間は商品ごとに書かれていて、ブランドとしてまとめて公開されていません。 買う前に、商品説明の「パッケージ内容」の欄に保証書の記載があるかを確かめましょう。
NANAMIのQi認証は本当?ワイヤレス充電の規格団体のデータベースで確かめた結果
ワイヤレス充電の規格「Qi(チー)」は、WPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)という業界団体が管理しています。 認証を受けた製品はWPCのQi製品データベースに登録され、誰でも検索できます。
2026年10月14日にブランド名「NANAMI」で検索すると、次の5件が登録されていました。
- Wireless Charger(型番 Cyber009)
- Wireless Charger Pad(型番 U6-EPP。2件)
- Wireless Charger(型番の記載なし)
- Wireless Car Charger(型番 X5)
NANAMIのブランドで認証を受けた製品があるのは確かです。 ただし、日本のAmazonで売れている商品がこの5件のどれに当たるのかは、商品ページに型番がないため分かりません。 また、マグネットで貼り付けるQi2対応の25Wモデルは、NANAMIのブランド名では見つかりませんでした。 別の名義で登録されている可能性もあるため、認証がないと断定はできませんが、商品名の「Qi認証」「Qi2」だけで判断しないことが大切です。
NANAMIのワイヤレス充電器の価格と評価:パッド型1,250円、スタンド型1,939円
日本のAmazonでレビューの多いNANAMIのワイヤレス充電器を抜き出しました。 価格と評価は2026年10月14日にAmazonで確かめた値です。
| 商品 | 価格 | 評価 |
|---|---|---|
| パッド型 15W 超薄型 | 1,250円 | 星3.9(2.2万件) |
| スタンド型 最大15W | 1,939円 | 星4.0(1.4万件) |
| パッド型 20W充電器セット | 2,080円 | 星3.9(2,954件) |
| スタンド型 20W充電器セット | 2,529円 | 星4.0(9,282件) |
| Qi2 25W マグネット式 | 2,889円 | 星4.0(616件) |
いちばんレビューが多いのは、丸いパッド型の商品です。 商品説明によると、iPhoneは7.5W、Galaxyは10Wで充電できます。 ACアダプターは別売りで、商品説明ではQuick Charge 2.0/3.0に対応した18W以上のアダプターと組み合わせるよう案内されています。 手元に合うアダプターがない場合は、「充電器セット」と書かれた商品を選びます。
ワイヤレス充電器は、商品名の出力の数字だけでは速さが決まりません。 Appleの案内によると、iPhoneは多くのQi対応充電器で最大7.5Wで充電されます。 商品名の15Wや20Wは、一部のAndroid機種向けの出力や、セットのACアダプターの出力を指していることがあるため、W数の表示だけで速さを判断しないようにしましょう。
NANAMIのワイヤレス充電器の評判:手軽さと安さが評価される一方、発熱と位置ズレに不満
Amazonのレビューを見ると、評価される点と不満の声がそれぞれ目立ちます。
評価されているのは、置くだけで充電が始まる手軽さと、1,000円台という価格です。 ケースを付けたままでも充電できる点もよく挙がります。
一方で、不満として挙がるのは次のような点です。
- 充電中に本体やスマホが熱くなる
- 置く位置が少しずれると充電が始まらない、途中で止まる
- しばらく使ううちに充電できなくなった
- 表示の出力ほど速く充電できない
パッド型は置く位置の目安が分かりにくく、ずれやすい形です。 寝る前に置いて朝見たら充電されていなかった、という失敗を避けたいなら、スマホを立て掛けるスタンド型か、マグネットで位置が決まるQi2対応のモデルを選ぶと安心です。
NANAMIのワイヤレス充電器でよくある疑問:ケースのまま充電・発熱・壊れたときの連絡先
QNANAMIのワイヤレス充電器は、MagSafe対応ケースや手帳型ケースを付けたまま使える?
パッド型の商品説明では、厚さ5mm以下(iPhone 12〜16シリーズは3mm以下)の金属を使っていないケースなら、付けたまま充電できるとされています。ただし、磁石の入ったMagSafe対応ケースや、ケースに挟んだクレジットカード、金属のリングは外すよう求められています。NANAMIのパッド型は、充電面に金属などの異物があると充電を止める機能を持っているためです。手帳型ケースはカード入れや留め具の磁石が当たって充電できないことがあるので、一度外して試してみましょう。
MagSafe対応ケースを付けたまま使いたいなら、マグネットで固定するQi2対応の充電器を選びます。MagSafe対応のケースやアクセサリーについては、ESRの企業情報でも紹介しています。
QNANAMIの充電器で充電中にスマホが熱くなる・途中で止まるのは故障?
ワイヤレス充電は、ケーブルで充電するより電力の一部が熱になりやすく、充電中にスマホが温かくなること自体は珍しくありません。Appleの案内によると、iPhoneは本体が熱くなりすぎると、電池を守るために80%を超えて充電しないよう制限することがあります。途中で止まるときは、故障を疑う前に、ケースを外す、充電器を風通しのよい場所に置く、置く位置を真ん中に合わせ直す、を試しましょう。
それでも触れないほど熱くなる、焦げたようなにおいがする場合は、すぐに使うのをやめて販売元に連絡します。発熱を抑える工夫や安全試験の情報を公開している大手ブランドの例は、Ankerの企業情報で紹介しています。
QAmazonでNANAMIの充電器を買って壊れたら、どこに連絡すればいい?
販売元がnanamihomeの商品なら、Amazonの注文履歴から出品者に問い合わせます。出品者ページによると、注文日から30日間は返品・返金に対応しています。30日を過ぎたら、同梱の保証書の条件(パッド型の商品説明では18か月保証と記載)を確かめたうえで、出品者に問い合わせます。問い合わせには注文番号が必要なので、注文確認のメールは消さずに残しておきましょう。nanamihome以外の出品者から買った場合は、保証の扱いがその出品者によって変わるため、まず購入した出品者に連絡しましょう。
販売元が正規の出品者かを見分ける手順は、Amazon公式か見分ける方法の記事で説明しています。
信頼性の高いワイヤレス充電器を探すならTrust Pick

ワイヤレス充電器は、Amazonで検索すると、似た形の商品が聞いたことのないブランド名で何百も並ぶジャンルです。 NANAMIのように、商品名に「Qi認証」と書かれていても、どの商品が認証を受けたのかを照らし合わせにくいブランドもあります。
Trust Pickは、Amazon・楽天市場の商品を、価格やレビュー評価の条件で絞り込める検索サービスです。 「2,000円以上で星4以上のワイヤレス充電器」のように、条件を決めて候補を探せます。
安物買いで後悔はしたくない、かといって高いものに手は出しにくい。いくらまで出すか、星いくつ以上かを決めて探したい場合はこちら。
NANAMIなどのワイヤレス充電器を通販で買う前の4つのチェックポイント:認証の型番・販売元・保証・アダプター
1. Qi認証の型番がデータベースに載っているか
商品名に「Qi認証」とあっても、商品ページか本体に型番が書かれていなければ確かめられません。 型番が分かったら、WPCのQi製品データベースで検索して、同じブランドと型番が登録されているかを見ましょう。
2. 販売元の会社名と所在地
出品者ページの特定商取引法に基づく表記で、販売している会社の名前と所在地を確かめます。 ブランドの公式サイトがあれば、問い合わせ先が出品者ページと一致するかも見ておくと、正規の販売元かどうかの手がかりになります。
3. 保証の期間と返品の条件
「18か月保証」のような表記が、商品説明の同梱物の欄やストアのページにあるかを確かめます。 返品の受付期間が過ぎたあとに故障したとき、どこへ連絡すればよいかが書かれているかも大切です。
4. ACアダプターが付いているか、出力が足りるか
ワイヤレス充電器は、つなぐACアダプターの出力が足りないと、表示の速さで充電できません。 アダプターが付属しない商品は、商品説明で求められている出力のアダプターを持っているかを確かめてから選びましょう。
NANAMIと他のブランドを比べるときに見る5項目:認証・出力・保護機能・販売元・レビュー
- 認証の確かめやすさ: 型番を公開し、Qi製品データベースで照らし合わせられるブランドを選ぶ
- 出力表示の読み方: iPhoneは多くのQi充電器で最大7.5Wなので、大きなW数の表示だけで選ばない
- 異物検知と温度の保護: 金属を検知して止まる機能や、温度が上がったときに出力を下げる機能があるかを見る
- 販売元の一貫性: 同じブランドの商品を、正規の出品者以外が売っていないかを確かめる
- レビューの中身: 星の数だけでなく、数か月使った人の発熱や故障の評価を読む
NANAMIと比べたいワイヤレス充電器のブランド
iPhone向けの充電器をもっと比べるなら、Belkinの企業情報も参考になります。
NANAMIは、中国・深圳市龍華区の会社が2016年からAmazonで販売しているワイヤレス充電器のブランドです。 買うなら、販売元がnanamihomeかを確かめ、型番と保証の記載があるモデルを選びましょう。
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