FALIYORSはどこの国?Amazonの販売元は中国・東莞市の会社、7千円台のプロジェクター
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Amazonで「プロジェクター 家庭用」と検索すると、7,000円台で「33000LM」「4K対応」「Android TV搭載」とうたう小型プロジェクターが上位に出てきます。 その中でもよく見かけるのが「FALIYORS」というブランドです。 ホームプロジェクターの売れ筋ランキングで上位に入る一方、聞いたことのない名前で、読み方すら分からず不安になりますよね。
結論から言うと、FALIYORSは、日本のAmazonでは中国・広東省東莞市の会社が販売しているプロジェクターのブランドです。 Amazonの販売元「jojp-87879」の特定商取引法に基づく表記で、販売業者が東莞市の会社だと確かめられます。 一方で、ブランドを名乗るサイトには大阪の住所が載っていますが、会社名がなく、メーカーの公式サイトとは言い切れません。
この記事の重要ポイント
- 日本のAmazonの販売元jojp-87879の販売業者は、中国・広東省東莞市の会社。設立年やメーカーとしての会社概要は確認できなかった
- 大阪・梅田の住所を載せたfaliyors.comは、会社名がなくAmazonアソシエイトに参加しているサイト。保証や返品は「購入した販売者へ」と案内している
- 主力のプロジェクターは7,519円・星4.5(619件)(2026年10月15日時点)。「33000LM」は測り方が書かれておらず、ANSIルーメンの製品と明るさを比べられない
FALIYORSについて調べると、「深圳の会社」「大阪の会社」と、書かれている所在地がサイトごとに違います。 会社の情報が見えにくいことと、明るさや割引率の数字が大きすぎることが、「怪しい」と感じる主な理由です。
この記事では、Amazonの出品者ページ、商品ページ、faliyors.comで確かめた内容をもとに、FALIYORSの正体を整理します。 そのうえで、プロジェクターの価格と評判、明るさ表記の読み方、壊れたときの連絡先を紹介します。
FALIYORSはどこの国?Amazonの販売元は中国・広東省東莞市の会社
FALIYORSのプロジェクターを日本のAmazonで売っているのは、中国の会社です。 2026年10月15日にAmazonの商品ページと出品者ページで確かめた内容をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 確認した内容 |
|---|---|
| ブランド名 | FALIYORS |
| 国 | 中国(Amazonの販売業者の所在地) |
| Amazonの販売業者 | dongguanshileinianshangmaoyouxiangongsi |
| 販売業者の所在地 | 中国・広東省東莞市 |
| 日本のAmazonの販売元 | jojp-87879(出荷はAmazon) |
| 主な製品 | 家庭用の小型プロジェクター(型番PJ400など) |
| 設立年 | 確認できなかった |
Amazonの販売業者名は、中国語の社名の発音をローマ字で続けて書いたものです。 「dongguanshi」は東莞市、「shangmao」は商社や貿易を意味する「商貿」、「youxiangongsi」は有限会社を指します。 社名だけでは、この会社が自社で製造しているのかは分かりません。
東莞市は、深圳市の隣にある電子機器や家電の工場が集まる街です。 FALIYORSについて「深圳の会社」と書いているサイトもありますが、日本のAmazonの販売業者の所在地として確かめられたのは東莞市でした。
ブランドの表記は、商品ページでもサイトでも全部大文字の「FALIYORS」です。 読み方は公式には示されていません。 「ファリオース」と書くサイトもありますが、確かな読みは分からないため、この記事では英字のまま表記します。
大阪の住所を載せたfaliyors.comは、メーカーの公式サイトとは言い切れない
「FALIYORS」で検索すると、faliyors.comというサイトが上位に出てきます。 ホームシアター用やミニプロジェクターなどの製品カテゴリが並び、問い合わせページには大阪市北区梅田の住所と06から始まる電話番号が載っています。 これを見て「日本の会社なのでは」と思った人もいるかもしれません。
ただ、2026年10月15日に確かめた時点で、このサイトには会社名も特定商取引法に基づく表記もありませんでした。 サイトには「Amazonアソシエイト・プログラムに参加している」という記載があり、購入ボタンを押すとAmazonの「FALIYORS」の検索結果に移ります。 保証・返品・返金については、購入した販売者に直接問い合わせるよう案内されています。
つまりfaliyors.comは、FALIYORSの商品を紹介してAmazonへ送るサイトで、修理や保証の窓口にはなっていません。 Amazonの販売業者(東莞市の会社)との関係も、サイト上では確かめられませんでした。 大阪の住所が載っているからといって、日本のメーカーの商品だと判断しないようにしましょう。
FALIYORSのプロジェクターの企業情報と評判:怪しく見える理由・価格・明るさ表記

FALIYORSが「怪しい」と見られやすい3つの理由:会社が見えない・明るさの数字が変わる・割引率が大きい
FALIYORSには、買う前に不安を感じさせる点がいくつかあります。
1. メーカーとしての会社情報が見えない
Amazonの販売業者は東莞市の会社ですが、製品を作っている会社の名前や、ブランドの沿革は公開されていません。 ブランド名で検索して出てくるサイトも、前の節のとおり会社名のないアフィリエイトサイトです。 誰が作って、誰がサポートするのかが見えにくいことが、不安の一番の理由です。
2. 明るさの数字が出品ごとに違う
同じような見た目のFALIYORSのプロジェクターでも、販売ページや時期によって「20000LM」「27000LM」「30000LM」「33000LM」と明るさの表記が変わります。 仕様が違うのか表記を変えただけなのかが分からず、どれくらい明るいのかが読み取れません。 数字の意味は、このあとの「FALIYORSの33000ルーメンはほかの製品と比べられる?」で説明します。
3. 割引率が大きすぎる
主力の商品ページでは、参考価格36,000円から79%引きの7,519円と表示されています。 同じ商品を35,500円で出品している別の出品者もありますが、確認時のカートの価格は7,519円でした。 参考価格が高く設定されていると、値下げ幅が実際より大きく見えます。 割引率ではなく、7,000円台という実際の販売価格で、ほかのプロジェクターと比べましょう。
FALIYORSの基本情報:販売元・出荷・保証・問い合わせ先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | FALIYORS(読み方は公式に示されていない) |
| 国 | 中国(Amazonの販売業者は広東省東莞市) |
| ブランドのサイト | faliyors.com(会社名なし。Amazonアソシエイトのサイト) |
| Amazonの販売元 | jojp-87879(出品者の評価は10件) |
| 出荷 | Amazonの倉庫から発送 |
| 主な製品 | 家庭用の小型プロジェクター(Android TV 14搭載モデルなど) |
| 保証 | 商品ページに期間の明記なし |
| 問い合わせ | Amazonの注文履歴から販売元に連絡 |
表の内容は、2026年10月15日にAmazonの商品ページと出品者ページで確かめたものです。 出荷はAmazonなので、返品受付の期間内であればAmazonの手続きで返品を申し込めます。返品の条件は、注文前に商品ページで確かめておきましょう。 気をつけたいのは、返品の期間を過ぎてから壊れたときです。 商品ページの「保証内容」の欄は数字の「2」だけで、2年なのか2か月なのかが分かりません。 出品者の評価も10件と少なく、問い合わせへの対応の実績は判断できない状態です。
FALIYORSのプロジェクターの価格と評価:7,519円・星4.5(619件)
2026年10月15日に日本のAmazonで確かめた、FALIYORSの主力プロジェクターの情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 7,519円(参考価格36,000円・79%引きと表示) |
| 評価 | 星4.5(619件) |
| 星の内訳 | 星5が80%、星1が5% |
| 売れ筋ランキング | ホームプロジェクターで3位 |
| 購入数の目安 | 過去1か月で1,000点以上 |
| 明るさの表記 | 33000LM(ANSIルーメンの表記なし) |
| 映像 | 1080P、4K対応と表記 |
| 機能 | Android TV 14、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、270°回転 |
| 投影 | 0.5〜3mで40〜350インチ |
商品説明では、自動台形補正に対応し、本体のスタンドを回して天井にも映せるとされています。 三脚なしで天井に映せるので、寝室で寝転んで映画を見る使い方を想定した商品です。
なお、「4K対応」は4Kの映像を受け取って再生できるという意味で、4Kの解像度で映せるという意味ではありません。 商品説明でも映像の解像度は「1080P」と書かれています。
FALIYORSの「33000ルーメン」はほかの製品と比べられる?ANSIルーメン表記がない明るさの読み方
プロジェクターの明るさは「ルーメン(lm)」で表します。 ただし、同じルーメンでも、測り方によって数字が大きく変わります。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| ANSIルーメン | 映した画面の明るさを、決まった方法で測った値 |
| ISOルーメン | 国際規格の方法で、映した画面の明るさを測った値 |
| 「LM」だけ | 測り方が書かれていない。光源の明るさの場合が多い |
大手メーカーの家庭用プロジェクターは、ANSIルーメンかISOルーメンで明るさを書いています。 たとえば、XGIMIの企業情報で紹介しているモデルは、ISOルーメンやANSIルーメンのように測り方まで書かれています。 FALIYORSの「33000LM」には測り方が書かれていないため、ANSIルーメンの製品と数字を並べて比べることはできません。
Q&Aサイトでも、FALIYORSのプロジェクターについての質問に、ルーメンとだけ書かれた製品は光源の数値のことが多いので、ANSIやISOの表記がある製品を選んだほうがよいという回答が寄せられています。 33000LMという数字を見て「昼間のリビングでも明るく見える」と期待すると、届いてから期待外れになりやすいところです。
FALIYORSのプロジェクターの評判:値段の割に画質がよいと評価、ファン音・リモコン・音ズレに不満
Amazonの評価は星4.5で、星5の割合が80%を占めています。 レビューを見ると、評価される点と不満の声はそれぞれ次のとおりです。
評価されているのは、7,000円台という価格のわりに映像がきれいに見えることです。 天井に映して、寝る前に寝転んで映画を見る使い方で満足している声もあります。
一方で、星5や星4のレビューの中にも、次のような不満が書かれています。
- 動いているときのファンの音や、数分ごとの機械音が気になる
- 付属のリモコンの反応が悪く、操作が遅れる
- 内蔵スピーカーの音がよくない
- 音声と映像がずれることがある
リモコンの操作にストレスを感じて、Fire TV StickをHDMIでつないで使っているという声もありました。 第三者の検証記事では、表示どおりの明るさが出ているのか、ピントが甘くないかといった点も疑問として挙げられています。
2026年10月15日に確かめた時点では、商品ページの上位に並ぶレビューは、2026年10月上旬に書かれた短い星5の評価が中心でした。 使い始めたばかりの評価が多いと、数か月使ったあとの故障や不具合は見えてきません。 星の数だけでなく、星1・星2のレビューや、長く使った人の書き込みを読んでから決めると失敗しにくくなります。
FALIYORSのプロジェクターでよくある疑問:Netflixは見られる?壊れたときの連絡先・昼間の見え方
QFALIYORSのプロジェクターでNetflixやPrime Videoは見られる?
商品説明には、Android TV 14を搭載し、Wi-Fiにつなぐと Netflix・YouTube・Prime Videoなどを見られると書かれています。ただし、Netflixの公式ライセンスを取得しているかどうかは、商品ページでは確かめられませんでした。Android TVを搭載した格安のプロジェクターでは、アプリは入れられても画質が下がる、そもそも起動しないといった声が出ることがあります。Netflixを主に見るなら、Netflixの公式ライセンスを明記したモデルを選ぶか、手元のFire TV StickなどをHDMIでつないで使う方法もあります。
Netflixの公式ライセンスを取得したプロジェクターメーカーの例は、Dangbeiの企業情報で紹介しています。
QAmazonでFALIYORSのプロジェクターを買って壊れたら、どこに連絡すればいい?
まず、Amazonの注文履歴から販売元に問い合わせます。出荷元がAmazonの商品なので、Amazonの返品受付の期間内であれば、Amazonの手続きで返品できます。期間を過ぎてから壊れた場合は、販売元に保証で修理や交換ができるかを問い合わせることになります。faliyors.comも、保証・返品・返金は購入した販売者に問い合わせるよう案内しています。商品ページの保証欄は期間が分からないため、届いたら同梱の説明書や保証書に期間が書かれているかを確かめ、注文確認のメールと一緒に残しておきましょう。
販売元がAmazon本体か、どの出品者かを見分ける手順は、Amazon公式か見分ける方法の記事で説明しています。
QFALIYORSのプロジェクターは、昼間の明るい部屋でも見える?
カーテンを開けた昼間のリビングでは、映像が薄くなって見えにくいと考えておいたほうが安全です。「33000LM」は測り方が書かれていない数字で、映した画面の明るさを表すANSIルーメンとは比べられません。夜の寝室や、遮光カーテンを閉めた部屋で使う前提で考え、返品の条件を確かめてから判断しましょう。昼間にも使いたいなら、ANSIルーメンかISOルーメンで明るさを明記したモデルを選び、メーカーが示す使用環境の目安を確かめましょう。
日本のメーカーのプロジェクターと比べたい場合は、FUNLOGYの企業情報も参考になります。
信頼性の高いプロジェクターを探すならTrust Pick

家庭用の小型プロジェクターは、Amazonで検索すると、似た形の商品が聞いたことのないブランド名でたくさん並ぶジャンルです。 FALIYORSのように、明るさの数字が大きく、割引率も大きく表示されている商品も少なくありません。
Trust Pickは、Amazon・楽天市場の商品を、価格やレビュー評価の条件で絞り込める検索サービスです。 「15,000円以上で星4以上のプロジェクター」のように、条件を決めて候補を探せます。
安物買いで後悔はしたくない、かといって高いものに手は出しにくい。いくらまで出すか、星いくつ以上かを決めて探したい場合はこちら。
FALIYORSなどの格安プロジェクターを通販で買う前の4つのチェックポイント:明るさの単位・販売元・保証・解像度
1. 明るさがANSIルーメンかISOルーメンで書かれているか
「LM」とだけ書かれた数字は、測り方が分からないため比べられません。 ANSIルーメンかISOルーメンの表記がある商品同士で、明るさを比べましょう。
2. 販売元の会社名と所在地
出品者ページの特定商取引法に基づく表記で、販売している会社の名前と所在地を確かめます。 ブランドのサイトがあれば、会社名や問い合わせ先が出品者ページと一致するかも見ておくと、誰がサポートするのかが分かります。
3. 保証の期間と連絡先
「1年保証」のような表記が、商品説明やストアのページにはっきり書かれているかを確かめます。 返品の受付期間が過ぎたあとに壊れたとき、どこへ連絡すればよいかが分かる商品を選ぶと安心です。
4. 映せる解像度(ネイティブ解像度)
「4K対応」は、4Kの映像を受け取れるという意味のことがほとんどです。 実際に映せる細かさは「ネイティブ解像度」で確かめます。 映画を見るなら1080P(1920×1080)のネイティブ解像度があると、文字や輪郭がつぶれにくくなります。
FALIYORSと他のブランドを比べるときに見る5項目:明るさ・解像度・アプリ・販売元・レビュー
- 明るさの単位: ANSIルーメンかISOルーメンで書かれた数字だけを比べる
- ネイティブ解像度: 「4K対応」ではなく、実際に映せる解像度を見る
- 動画アプリの公式対応: Netflixなどを本体で見るなら、公式ライセンスの有無を確かめる
- 販売元とサポート: 日本法人や日本語のサポート窓口があるかを見る
- レビューの中身: 星の数だけでなく、数か月使った人のファン音や故障の評価を読む
FALIYORSと比べたいプロジェクターのブランド
FALIYORSは、日本のAmazonでは中国・広東省東莞市の会社が販売しているプロジェクターのブランドです。 買うなら、33000LMという数字には期待しすぎず、夜の寝室で使う前提で選び、届いたら保証の期間と連絡先を確かめておきましょう。
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