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GRIPMAXはどこの国?グリップマックスは中国Sailunの登録ブランド、ホワイトレターが目立つSUV向けタイヤ

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GRIPMAXはどこの国?グリップマックスは中国Sailunの登録ブランド、ホワイトレターが目立つSUV向けタイヤ

ジムニーや軽バンのタイヤを探していると、白い文字が入った「GRIPMAX(グリップマックス)」のタイヤをよく見かけます。

国産タイヤより手ごろな値段で、名前は英語なので、どこの国のメーカーなのか気になりますよね。

結論から言うと、GRIPMAXは中国のタイヤブランドです。 米国の公的な登録情報では、中国・山東省のタイヤ大手Sailun(サイルン)の登録ブランドに含まれています。

この記事の重要ポイント

  • 米国NHTSAの製造者登録で、中国・山東省のSailun (Dongying) Tireの登録ブランドにGRIPMAXが含まれる
  • 日本向け公式サイトは2020年12月に開設。全国のタイヤ&ホイール館フジなどで扱われている
  • スタッドレスICE Xは楽天市場で195/65R15が1本8,400円から(2026年10月11日時点)

GRIPMAXの日本向け公式サイトはありますが、運営会社の名前は載っていません。 ネット上では「シンガポール本社」などの説明も見られ、情報がばらばらなのが不安の原因になっています。

この記事では、公的な登録情報と公式サイトで確認できる範囲に絞って、GRIPMAXの正体を整理します。 あわせて、スタッドレスタイヤ「ICE X」の価格と特徴、評判の傾向、買う前に確かめたいポイントもまとめます。

GRIPMAXは中国のタイヤブランド|米国とEUの公的登録で分かるSailunとの関係

GRIPMAXは、SUV・4WD・軽トラックなどに向けたタイヤを多くそろえる中国のタイヤブランドとして紹介されています。 日本の自動車メディアでは、2022年の時点で「中国を拠点とするグローバルタイヤブランド」と紹介されています。

ただし、GRIPMAXの公式サイトは、グローバル版・日本版ともに運営会社の正式名称や所在地を載せていません(2026年10月11日確認)。 そこで、メーカーが自分で届け出る公的な登録情報から、製造元をたどってみます。

米国NHTSAの製造者登録でGRIPMAXはSailun (Dongying) Tireの登録ブランドに含まれる

米国でタイヤを販売するメーカーは、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に製造者として登録する必要があります。 NHTSAの外国製造者の登録情報を見ると、中国・山東省の「SAILUN (DONGYING) TIRE CO., LTD.」の登録ブランド一覧に、SAILUNなどと並んでGRIPMAXが入っています(2026年10月11日確認)。

Sailun(賽輪)は、中国・山東省に本拠を置くタイヤメーカーのグループです。 自社ブランドのほか、複数のブランド名でタイヤを製造しています。

EUのタイヤ情報シートにも、同じつながりが表れています。 EUの製品データベース(EPREL)にあるGRIPMAXのタイヤ情報シートでは、供給者の欄に「Sailun Europe GmbH(認定代理人)」と書かれています。 同じシートの問い合わせ先は、ブランドサイトのgripmax.comと、中国・青島市の市外局番(+86 532)の電話番号です。

この2つの登録から、今回確認した米国の登録とEUの製品情報では、Sailunグループが製造・供給に関わっていると読み取れます。 ただ、ブランドを所有する会社や、日本で売られている全モデルがどこの工場で作られているかまでは公表されていません。

GRIPMAXの「シンガポール本社」説やブランドの所有会社は公式情報で確認できない

「グリップマックス どこの国」で検索すると、「本社はシンガポール」「〇〇グループが運営」といった説明も出てきます。 こうした説明は、GRIPMAXの公式サイトにも、上で見た米国・EUの登録情報にも書かれていません。

GRIPMAXは、米国では現地の販売会社を通じて展開していると業界誌で報じられています。 国ごとに販売の窓口が違えば、情報源によって「本社」とされる場所が変わることもありえます。 販売会社の所在地と、タイヤを作っている工場の所在地は、分けて考える必要があります。

登録情報から言えるのは、製造・供給の面で中国・山東省のSailunグループとつながっているところまでです。 購入するときは、本社の国よりも、手元のタイヤの側面に刻まれた製造工場コードと製造年を確認するほうが確実です。 確認方法は、記事後半のチェックポイントで紹介します。

GRIPMAXの国内販売|2020年12月に日本向け公式サイト開設、タイヤ&ホイール館フジなどが取り扱う

日本の公式サイト「GRIPMAX JAPAN」は、2020年12月15日に開設されています(サイト内のお知らせより)。 自動車メディアのモーターファンは、2022年4月の記事で「2021年に日本で販売を開始」と紹介しています。

国内では、全国に店舗を持つ「タイヤ&ホイール館フジ」が、GRIPMAXを取り扱う販売店として紹介されています。 楽天市場でも、タイヤ専門店を中心に多くのサイズが出品されています。

一方で、日本の輸入元や総代理店がどの会社なのかは、公式サイトに書かれていません。 保証や不具合の相談窓口は、購入前に販売店へ確認しておきましょう。

GRIPMAXの公開情報と日本で買えるタイヤのラインナップ

GRIPMAXのタイヤが海外から日本のタイヤ専門店を通じてSUVや軽バンに装着されるまでの流れを表したイラスト

GRIPMAXが「怪しい」と思われる3つの理由

GRIPMAXは公的な登録情報で製造元をたどれるブランドですが、不安を感じさせる要素がいくつか重なっています。

1. 英語の名前で、公式サイトに運営会社が載っていない

「GRIPMAX」は英単語を組み合わせた名前で、国の手がかりがありません。 日本の公式サイトにも会社概要のページがなく、どこの会社が運営しているのか読み取れません。

2. 本社の国についての説明がネット上でばらばら

中国・シンガポールなど、情報源によって本社の国が違います。 説明が食い違っていると、どれも信用できないように見えてしまいます。

3. 性能を第三者が比べたデータが少ない

国産タイヤは、自動車雑誌などで氷上ブレーキのテスト結果が公開されることがあります。 GRIPMAXについては、日本の雪道で国産品と比べた第三者のテストは見当たりませんでした。 紹介記事の多くは販売店や広告に近い立場のもので、性能の判断材料が少ない状態です。

GRIPMAXの基本情報

項目 内容
ブランド名 GRIPMAX
読み方 グリップマックス
紹介される国 中国(運営会社の正式名称は非公開)
製造との関わり 米国NHTSAの登録でSailun (Dongying) Tireの登録ブランド
欧州の供給者 Sailun Europe GmbH(認定代理人)
日本公式サイト開設 2020年12月15日
主な取扱店 タイヤ&ホイール館フジ、楽天市場のタイヤ専門店など
主な製品 SUV・4WD向けのサマータイヤ、スタッドレス、オールシーズン
日本公式サイト gripmax-japan.com

NHTSAとEPRELの登録、日本の公式サイトは2026年10月11日に確認しました。

GRIPMAXの日本向けラインナップ|サマー18・スタッドレス3・オールシーズン3シリーズ

日本の公式サイトには、24のシリーズが載っています(2026年10月11日確認)。 数が多いのはSUV・4WD向けのサマータイヤで、側面に白い文字が浮き出た「ホワイトレター(RWL)」のサイズを多く設定しています。

種類 主なシリーズ 特徴
マッドテレーン Mud Rage M/T、M/T III、M/T IV、M/T X 泥道・岩場向けの深い溝
ラギッドテレーン Mud Rage R/T MAX オフロードと街乗りの中間
オールテレーン Gripmax A/T、Inception A/T・A/T II・X/T、Maxgrip X/T 街乗り中心で砂利道も走れる
街乗り・バン Stature H/T・H/T300・HC-V、Status Radial・V02、Classic Status H/T SUV・バン・クラシックカー向け
スポーツ SureGrip ProSport、PureGrip RS Z-1 乗用車・スポーツ走行向け
スタッドレス ICE X、ICE X SUV、SureGrip Pro ICE X 日本の冬を想定した非対称パターン
オールシーズン SureGrip ALL SEASON、NANO、VAN 夏用と冬用の中間(使える路面はモデルごとに確認)

軽自動車向けの12インチから、大型SUV向けの22インチまでそろっています。 特にMud Rage R/T MAXは12インチから設定があり、軽トラックやジムニーのドレスアップ用として紹介されることが多いモデルです。

GRIPMAX ICE Xの価格と特徴|195/65R15のBSWは1本8,400円から(2026年10月・楽天市場)

冬が近づくと検索が増えるのが、スタッドレスタイヤの「ICE X」です。 公式サイトでは、日本の冬のあらゆる天候に対応するために開発した、非対称のトレッドパターンと説明しています。

公式サイトが挙げる特徴は次の3つです。

  • 左右非対称のトレッドパターンで、雪上での路面への密着性を高める
  • ジグザグ形状の溝で、溝に入った雪を排出し、ウエット路面でのブレーキ性能を高める
  • 多方向の高密度サイプ(細い切れ込み)で、氷上でのエッジ効果を出す

ICE Xには、白い文字のホワイトレター(RWL)と、黒一色のブラックサイドウォール(BSW)の2種類があります。 ミニバンやコンパクトカーに多い195/65R15 91Qの楽天市場での価格は、次のとおりです(2026年10月11日時点、送料無料表記の出品)。

仕様 1本あたりの価格
ICE X ブラックサイドウォール 8,400円〜8,470円
ICE X ホワイトレター 9,300円〜10,400円

価格は出品ごとに変わるため、購入前に最新の値段を確認してください。 国産スタッドレスより安く手に入ることが多く、ここがGRIPMAXの大きな魅力です。 スタッドレスは降雪が始まると人気サイズから品切れになりやすいため、地域の交換時期に合わせて早めに探しておきましょう。

注意したいのは、公式サイトの説明が設計の狙いにとどまる点です。 氷の上でどれだけ短く止まれるかを、国産スタッドレスと同じ条件で比べたデータは、今回の調査(2026年10月)では見つかりませんでした。

GRIPMAXの評判|紹介記事では見た目と価格が評価、氷上性能の第三者テストは見当たらない

評判の傾向を見ると、まず支持されているのはホワイトレターの見た目です。 国内の紹介記事でも、ジムニーや軽バン、SUVのカスタムに合うデザインとして取り上げられることが多くなっています。

価格の手ごろさも選ばれる理由です。 スタッドレスは4本まとめて買うため、1本あたり数千円の差でも合計では大きな差になります。

米国のメディアの論評では、「顧客の反応はおおむね好意的で、中国製の他ブランドより品質が高く見える」と紹介されています。 一方で、「オフロードタイヤの最上位ブランドとまでは言えない」とも書かれています。

一方で、注意しておきたい点もあります。

  • ホワイトレターは好みが分かれ、ICE Xには後から黒一色のBSW仕様が追加された
  • 紹介記事の多くが販売店や広告に近い立場のもので、使用者の長期的な評価が集まりにくい
  • 氷上性能や静かさについて、国産タイヤと同じ条件で比べた客観的なデータがない

総合すると、紹介記事では見た目と価格が評価されている一方、厳しい凍結路での性能は判断材料が少ないブランドです。

GRIPMAXを用途で選ぶときの目安|ドレスアップ向き、凍結路は比較してから

公式情報と公開されている判断材料から、用途ごとの目安を整理すると次のようになります。

使い方 適性 理由
ジムニー・軽バンのドレスアップ 向く 小径サイズにもホワイトレターがある
SUVで街乗り中心、たまに砂利道 向く A/T・R/Tのサイズが多い
雪が少ない地域の冬の備え 比較して判断 価格は安いが、氷上性能の比較データがない
凍結路を毎日走る通勤 慎重に 制動性能を確かめられる公開データがない
高速道路を長く走る使い方 表示を確認 速度記号とロードインデックスが車の指定を満たすか確かめる

たとえば、年に数回だけ雪が積もる地域で、週末の買い物にしか車を使わない人なら、ICE Xは価格を重視するときの選択肢の1つになります。 反対に、毎朝凍った峠道を通勤で走る人は、ブレーキ性能のテスト結果が公開されている国産スタッドレスと比べてから選ぶほうが安心です。

信頼性の高いタイヤを探すならTrust Pick

Trust Pickで簡単に検索

タイヤは、ネット通販で価格の差が大きく出やすい商品です。 同じサイズでも、ブランドによって1本数千円から数万円まで値段が開きます。

Trust Pickは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの商品を、価格やレビュー評価の条件で絞り込める検索サービスです。 サイズと予算、評価の条件を先に決めておけば、安さだけで選んで後悔するのを防げます。

安物買いで後悔はしたくない、かといって高いものに手は出しにくい。いくらまで出すか、星いくつ以上かを決めて探したい場合はこちら。

アジアンタイヤを買う前の確認事項|製造年週・工場コード・保証・ロードインデックス

1. 側面の製造年週を確認する

タイヤの側面には、製造された週と年を表す4桁の数字が刻まれています。 「2525」なら2025年の第25週の製造です。 ゴムは古くなると硬くなるため、特にスタッドレスは製造年の新しいものを選びましょう。

2. 製造工場コードで作った工場を確かめる

米国向けの規格に対応したタイヤには、側面に「DOT」から始まる英数字が刻まれています。 DOTの直後の2〜3文字が製造工場のコードで、NHTSAの公開データで工場を調べられます。 ブランドの本社がどこかとは別に、実際に作られた場所を確かめられます。

3. 取り付けと保証を販売店で受けられるか

GRIPMAXは日本の輸入元が公表されていないため、保証や不具合の相談窓口を購入前に販売店へ確認しておくと安心です。 取り付けまで対応する店か、パンク保証などを付けられるかを確認してから買いましょう。

4. 車に合うサイズとロードインデックスか

タイヤには、支えられる重さを表す「ロードインデックス」があります。 車検証や運転席ドアのラベルに書かれた指定サイズと、ロードインデックスが足りているかを確かめてください。

「怪しい」タイヤ出品の見分け方|製造年の記載・極端な安値・販売店の連絡先

1. 製造年が書かれていない出品は避ける

ネット通販では、何年も前に作られた在庫が安く売られていることがあります。 商品ページに製造年の記載がない場合は、注文前に販売店へ問い合わせましょう。

2. 相場より極端に安い出品を疑う

同じサイズの他店より大幅に安い場合は、古い在庫や中古品の可能性があります。 「新品」の表記と製造年を両方確認してください。

3. 販売店の所在地と連絡先を確認する

タイヤは重く、返品の送料も高くつきます。 販売店の住所と電話番号が書かれているか、実店舗があるかを見ておくと安心です。

4. 「国産同等」などの性能表現をうのみにしない

公的なテスト結果の裏付けがない限り、「国産並み」という言葉だけでは性能は判断できません。 比べるなら、メーカーが公開している試験条件と結果の数字で比べましょう。

5. 商品名と仕様欄のサイズ表記が一致しているか

商品名のサイズと、画像や仕様欄のサイズが食い違っている出品もあります。 「195/65R15 91Q」のように、サイズからロードインデックス・速度記号まで一致しているか確認しましょう。

GRIPMAXと比べたいタイヤブランド

国産のホワイトレターで選びたい

TOYO TIRES(トーヨータイヤ)

日本のタイヤメーカーです。SUV向けのオープンカントリーシリーズにホワイトレターのサイズがあり、国内の販売店で扱いが多いブランドです。

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凍結路の性能を重視したい

BRIDGESTONE(ブリヂストン)

日本のタイヤメーカーです。スタッドレスのブリザックシリーズを長く展開しており、量販店での取り扱いも多いブランドです。

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アジアンタイヤで実績を重視したい

NANKANG(ナンカン)

台湾のタイヤメーカーです。日本でも長く販売されているアジアンタイヤの代表的なブランドです。

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GRIPMAXでよくある疑問:製造年の見方・ホワイトレターの手入れ・ネット購入後の取り付け

Q届いたGRIPMAXのタイヤの製造年が説明と違ったら、返品できますか?
A

返品できるかどうかは、販売店ごとの条件で決まります。注文前に商品ページの返品条件と製造年の記載を確認しておきましょう。届いたら取り付ける前に側面の製造年週を見て、説明と違う場合は取り付けや走行をせずにすぐ販売店へ連絡してください。取り付け後は返品の対象外とする店もあります。

注文前に、販売元と出荷元がどこかも見ておくと安心です。出品者の見分け方はAmazonで偽物を見分ける方法で詳しく説明しています。

QGRIPMAXのホワイトレターが茶色くなったら元に戻せますか?
A

ホワイトレターの変色は、ゴムに含まれる劣化防止剤が表面ににじみ出たり、泥や油汚れが付いたりして起こります。軽い変色なら、水で濡らしたうえで中性洗剤とやわらかいブラシで文字の部分をこすると落ちることがあります。

タイヤワックスを使う場合は、ホワイトレター対応と書かれた製品を選び、製品の説明どおりに使ってください。

Qネット通販で買ったタイヤは、どこで取り付けてもらえますか?
A

タイヤの持ち込み取り付けに対応しているカー用品店やガソリンスタンド、整備工場で取り付けてもらえます。工賃は店で買った場合より高めになることが多いため、予約時に料金を確認しておきましょう。販売店によっては、提携する取付店へ直送できるサービスもあります。

空気圧は走らなくても少しずつ下がるため、少なくとも月に1回は確認してください。自宅で空気圧を測って補充するなら、AstroAIの電動空気入れのような空気圧計付きの製品が便利です。

GRIPMAXは、米国の公的登録で中国・山東省のSailunの登録ブランドに含まれるタイヤブランドで、日本ではタイヤ&ホイール館フジなどで販売されています。 ホワイトレターの見た目と価格の手ごろさが強みで、買う前には側面の製造年週と、相談先になる販売店を確認しておきましょう。

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