COROSはどこの国?中国・広東省発のGPSウォッチ、読み方はカロスで大迫傑選手と契約
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ランニングウォッチを探していると、Amazonの売れ筋に「COROS」というブランドが並んでいます。 ガーミンより安いのに、トップランナーが着けていると聞くと、どこの国のメーカーなのか、買っても大丈夫なのか気になりますよね。
結論から言うと、COROS(カロス)は中国・広東省で開発・製造されるGPSウォッチのブランドで、怪しい企業ではありません。 公式サイトは米国カリフォルニア州の法人COROS Wearables, Inc.が運営し、日本では公式通販とAmazonの日本正規品で買えます。 ただし、2025年にはBluetoothの脆弱性が見つかり、修正までに数か月かかったことがあります。
この記事の重要ポイント
- 中国・広東省で開発・製造されるブランド。公式サイトの運営と個人情報の管理は米国カリフォルニア州のCOROS Wearables, Inc.
- 主力はランナー向けのGPSウォッチ。PACE 4は36,300円(税込、2026年10月14日時点)で、大迫傑選手や早稲田大学競走部と契約している
- 2025年にBluetoothの脆弱性が公表され、COROSは同年7〜8月に修正を配布する計画を示した。買ったらアプリとウォッチを最新の状態に更新して使う
COROSについて調べると、「アメリカ発のブランド」と紹介する記事も見つかります。 米国に法人があるのは確かですが、製品の開発と製造の拠点は中国です。
この記事では、COROSの公式サイトとプライバシーポリシー、海外の報道をもとに、COROSの正体を整理します。 そのうえで、「怪しい」と言われる理由、主なモデルと価格、評判、買える場所を紹介します。
COROSはどこの国?中国・広東省で開発・製造し、米国に法人を置くGPSウォッチブランド
COROSは、中国・広東省を開発と製造の拠点とするスポーツウォッチのブランドです。 中国の公式サイトでは「COROS高驰」と表記され、広東省のインターネット事業者として登録されています。 2026年10月14日に公式サイトと海外の報道で確かめた内容をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 確認した内容 |
|---|---|
| ブランド名 | COROS(カロス) |
| 開発・製造の拠点 | 中国・広東省 |
| 公式サイトの運営 | COROS Wearables, Inc.(米国カリフォルニア州) |
| 主な製品 | GPSウォッチ、サイクルコンピューター、心拍センサー |
| 日本での主な販売先 | 公式通販、Amazon、家電量販店 |
英字の表記はすべて大文字の「COROS」です。 日本の公式サイトとAmazonの日本正規品の商品名には「COROS(カロス)」と書かれており、読み方は「カロス」です。 ローマ字のまま「コロス」と読まれることもありますが、公式の読み方ではありません。
「アメリカのブランド」と紹介されるのはなぜ?運営する法人と開発拠点の違い
COROSの公式サイトのフッターには「COROS Wearables, Inc.」と書かれています。 プライバシーポリシーでも、個人情報を管理する会社としてカリフォルニア州アーバインのCOROS Wearables, Inc.の住所が載っています。 この米国法人の存在から、COROSをアメリカのブランドだと紹介する記事があります。
一方で、海外の報道や中国の企業データベースでは、COROSの開発と製造は中国・広東省で行われていると紹介されています。 米国の法人は、北米での販売や中国以外の地域向けのサービスを受け持つ窓口と考えると分かりやすいです。
ブランドの国と、法人の登記がある国が違うことは、スポーツ用品や家電では珍しくありません。 中国のブランドが米国や欧州に法人を置き、そこから世界に売る形はよく見られます。
COROSの製品の歩み:2018年のPACEから2025年のNOMADまで
海外の報道によると、COROSはGPSウォッチより前に、自転車用のスマートヘルメットを作っていました。 GPSウォッチに参入したのは2018年で、公式サイトの年表には「COROS PACE」が最初のGPSウォッチとして載っています。
公式サイトの年表から、主な出来事を抜き出すと次のとおりです。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年 | 最初のGPSウォッチ「COROS PACE」を発売 |
| 2019年 | APEX Pro と VERTIX を発売 |
| 2021年 | トレーニング分析の「EvoLab」と「Training Hub」を開始 |
| 2023年 | 腕に巻く心拍センサーがTIME誌の発明品に選ばれる |
| 2025年 | アドベンチャーウォッチ「NOMAD」を発売 |
ランニングウォッチとしては、ガーミンやスントに比べて新しいブランドだと言えます。
COROSの企業情報とGPSウォッチ:怪しいと言われる理由・モデルと価格・評判

COROSが「怪しい」と思われる4つの理由:中国のブランド・読み方・2025年の脆弱性・ガーミンより安い価格
COROSは公式サイトや販売の実績がはっきりしたブランドですが、「怪しい」と感じさせる要素がいくつかあります。
1. 中国のブランドだと後から知る
商品名もパッケージも英語で、米国の法人名が前に出ているので、最初は欧米のブランドだと思う人が多いです。 買った後に中国のブランドだと知り、データの扱いが気になって調べる人がいます。 なお、プライバシーポリシーでは、欧州・英国・中国以外のユーザーの個人データは米国のサーバーに保存されると書かれています。
2. 読み方が定まらず、知名度がまだ低い
「カロス」と「コロス」のどちらで読むのか迷うブランドです。 家電量販店の時計売り場でガーミンやApple Watchほど目立たないため、聞いたことがないブランドに見えます。
3. 2025年にBluetoothの脆弱性が公表された
2025年3月、ドイツのセキュリティ企業SySSが、PACE 3のBluetoothの接続に脆弱性を見つけて報告書で公表しました。 近くにいる第三者が、ウォッチの設定を変えたり、通知の内容を読み取ったりできるおそれがあるという内容です。 COROSは当初、修正を2025年末と伝えていましたが、6月に内容が公表された後、ほぼすべての機種に影響すると認め、同年7〜8月に修正を配布する計画を示しました。 対応の遅さは海外のレビューサイトでも批判されました。 SySSは2025年8月の追記で、脆弱性は複数の更新で対処されたと伝えています。
4. ガーミンより安い
同じクラスのGPSウォッチで比べると、COROSはガーミンより安い価格で売られていることが多いです。 「安すぎて品質が心配」と感じる人がいますが、COROSは決済やアプリの追加といったスマート機能が少なく、記録と分析に機能を絞ったつくりです(下の評判の節で説明します)。
COROSの基本情報:運営会社・日本の窓口・返品と保証
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | COROS(カロス)、中国名は高驰 |
| 国 | 中国(広東省が開発・製造の拠点) |
| 公式サイト運営 | COROS Wearables, Inc.(米国カリフォルニア州アーバイン) |
| 主な製品 | PACE、APEX、NOMAD、VERTIX、DURA |
| 日本の公式通販 | coros.com/jp(2,000円以上で送料無料) |
| 返品 | 公式通販は10日間の返金保証 |
| 保証 | 時計本体は2年(最初に起動した日から数える) |
| サポート | 日本語のヘルプセンターと問い合わせフォーム |
会社名と所在地はCOROSのプライバシーポリシーで、送料と返金保証はCOROS日本公式サイトで、保証はCOROSの保証規定で確かめました(2026年10月14日確認)。 保証は買った日ではなく、ウォッチを最初に起動した日から数えます。
COROSのGPSウォッチとDURAの価格:PACE 4は36,300円
COROSのGPSウォッチは、ロードを走るランナー向けのPACE、山やトレイル向けのAPEXとVERTIX、アウトドア向けのNOMADに分かれています。 2026年10月14日時点の価格は次のとおりです(税込、公式サイトとAmazonで確認)。
| モデル | 向いている使い方 | 価格 |
|---|---|---|
| PACE 4 | ロードのランニング、初めてのGPSウォッチ | 36,300円 |
| PACE 4 Pro | 大きく明るい画面と地図が欲しいランナー | 69,960円 |
| APEX 4 | トレイルランや登山 | 63,800円から |
| NOMAD | 釣りやハイキングなどのアウトドア | 49,940円 |
| DURA | 自転車(サイクルコンピューター) | 39,600円 |
PACE 4は、公式サイトによると、ナイロンバンドを着けた重さが32gです。 GPSを使い続けて最大41時間、普段使いで19日間バッテリーが持ち、5ATMの防水に対応しています。
32gは、一般的な腕時計よりも軽い重さです。 41時間は、フルマラソンを4時間で走る人なら、10回分の記録を充電なしで取れる長さです。
世界のトップランナーと日本の駅伝チームが使うCOROS:大迫傑選手・早稲田大学
COROSは、陸上の選手やチームとの契約を通じて知られるようになりました。 海外では、マラソンのエリウド・キプチョゲ選手や、中距離のヤコブ・インゲブリクセン選手、山岳ランナーのキリアン・ジョルネ選手がCOROSを使っています。
日本では、2024年7月4日にプロマラソンランナーの大迫傑選手とグローバルパートナーシップ契約を結びました。 2026年8月には、早稲田大学競走部の駅伝部門ともパートナーシップ契約を結んでいます。 公式サイトの発表では、複数の選手のデータをまとめて見られる「Training Hub」が、チームの練習管理に合ったと紹介されています。
トップ選手との契約は、宣伝の面もあるので、それだけで品質の証明にはなりません。 ただ、記録が仕事に直結する選手やチームが練習で使っている点は、選ぶときの参考のひとつになります。
COROSの評判:Amazonでは星4.4〜4.7、軽さと電池持ちが評価される一方でスマート機能は控えめ
2026年10月14日にAmazonで確かめると、COROSのGPSウォッチの評価は次のとおりでした。
- PACE 4は星4.6で、「ランニング用GPS・アクセサリ」のカテゴリでベストセラーの表示がある
- APEX 4は星4.7
- NOMADは星4.4
購入者の評価の傾向を見ると、軽さとバッテリーの持ち、価格に対する機能の多さが高く評価されています。 アプリで見られる練習の分析が細かい点も、よく挙がる長所です。
一方で、スマートウォッチとしての機能は控えめです。 音楽の取り込みに手間がかかる、アプリを追加して機能を増やすことができない、といった点が不満として挙がっています。 Apple Watchのように、電話やメッセージをウォッチから細かく操作する使い方には向いていません。
COROSを選ばない方がいい人:「コスパが良い」が当てはまらない3つの使い方
COROSは「ガーミンより安くて高機能」「コスパが良い」と紹介されることが多いブランドです。 ただ、割安になるのは、走る・登る・漕ぐといった運動の記録に使う場合です。 次の使い方を考えている人は、安さだけでCOROSを選ぶと後悔しやすくなります。
1. ウォッチで買い物の支払いをしたい人
COROSのウォッチは、電子マネーでの支払いに対応していません。 走るときに財布もスマホも持たずに出かけたいなら、Suicaに対応したガーミンの機種やスマートウォッチの方が合っています。
2. ウォッチに音楽を入れて聴きながら走りたい人
COROSの評判では、音楽の取り込みに手間がかかる点が不満として挙がっています。 音楽を毎回聴きながら走るなら、音楽の入れ方を購入前に確かめておきましょう。
3. 通知への返信やアプリで、普段使いの便利さを求める人
COROSのウォッチは、アプリを追加して機能を増やせず、通知に返信することもできません。 仕事中や家での便利さを重視するなら、Apple Watchなどのスマートウォッチを選ぶ方が満足しやすいです。
コスパが良いかどうかは、価格の安さではなく、払った金額のうち使わない機能がどれだけ少ないかで決まります。 走る記録と練習の分析が主な目的なら、COROSは機能に対して割安な選択肢です。
COROSはどこで買える?公式通販・Amazon・家電量販店
COROSのウォッチは、次の場所で買えます。
- 公式通販(coros.com/jp): 新モデルがいちばん早く並び、10日間の返金保証がある
- Amazon: 商品名に「日本正規品」と書かれたものが出品されている
- 家電量販店: ビックカメラなどの通販と一部の店舗
実物を着けてから選びたい場合は、ランニング専門店やスポーツ用品店で扱っていることがあります。 COROSの直営店は日本にないため、行く前に在庫を店に確かめておくと確実です。
Amazonで買うときは、商品名の「日本正規品」と、販売元の名前を確かめましょう。 並行輸入品は、日本の保証やサポートを受けられないことがあります。
COROSのGPSウォッチでよくある疑問:ガーミンとの違い・iPhoneで使えるか・中古で買うとき
QガーミンとCOROSは、どちらを選べばいいですか?
走る記録とバッテリーの持ちを重視して価格を抑えたいならCOROS、決済やスマート機能まで1台で済ませたいならガーミンが向いています。ガーミンには、Suicaで支払える機種や、アプリを追加して機能を増やせる機種があります。COROSは記録と分析に機能を絞っていて、同じクラスのモデルならガーミンより安いことが多いです。使っているランニングアプリやジムの機器がどちらに対応しているかも、選ぶ前に確かめましょう。
ガーミンの会社と製品については、Garminの企業情報で紹介しています。
QCOROSのウォッチはiPhoneでも使えますか?
使えます。COROSのウォッチは、iPhoneとAndroidのスマホに「COROS」アプリを入れてつなぎます。アプリは日本語に対応していて、走った記録やルートの作成、ウォッチの設定はアプリから行います。電話とメッセージの通知はウォッチに表示できますが、ウォッチから返信したり、電子マネーで支払ったりする使い方は想定されていません。通知の返信や決済まで使いたい人は、スマートウォッチの中から選ぶ方が合っています。
中国のスマートウォッチブランドと比べたい場合は、Amazfitの企業情報も参考になります。
QCOROSのウォッチを中古やフリマで買っても大丈夫ですか?
中古で買うなら、前の持ち主のアカウントから外れているかを確かめましょう。COROSのウォッチはアプリのアカウントにひもづけて使うため、前の持ち主の登録が残っていると設定に手間がかかります。COROSの保証は最初にウォッチを起動した日から2年のため、中古品は保証が残っていないこともあります。2025年の脆弱性の修正を受けるためにも、届いたらアプリとウォッチのソフトを最新の状態に更新してから使い始めましょう。
走りながら音を聞けるイヤホンを一緒に探すなら、Shokzの企業情報で骨伝導イヤホンのメーカーを紹介しています。
信頼性の高いランニングウォッチを探すならTrust Pick

ランニングウォッチは、Amazonで検索すると、数千円の聞いたことのないブランドの商品が上位に並ぶジャンルです。 COROSのように運営会社やサポートの窓口を確かめられるブランドもあれば、販売元の情報がほとんど分からない商品もあります。
Trust Pickは、Amazon・楽天市場の商品を、価格やレビュー評価の条件で絞り込める検索サービスです。 「2万円以上で星4以上のGPSウォッチ」のように、条件を決めて候補を探せます。
安物買いで後悔はしたくない、かといって高いものに手は出しにくい。いくらまで出すか、星いくつ以上かを決めて探したい場合はこちら。
COROSなどのランニングウォッチを通販で買う前の4つのチェックポイント:正規品表示・販売元・保証・対応アプリ
1. 「日本正規品」の表示を確かめる
並行輸入品は、日本の保証やサポートを受けられないことがあります。 商品名や商品ページで、日本正規品かどうかを確かめましょう。
2. 販売元の名前を見る
同じ商品でも、売っている出品者によって返品の条件が変わります。 販売元の名前と、会社の情報が載っているかを確かめます。
3. 保証の期間と起算日を確かめる
保証が買った日から始まるのか、使い始めた日から始まるのかで、残りの期間が変わります。 COROSの時計の保証は、最初に起動した日から2年です。 メーカーの保証の条件を読んでから買いましょう。
4. 使っているアプリと連携できるかを見る
ランニングの記録を別のアプリで管理している場合は、そのアプリと連携できるかを確かめます。 対応していないと、これまでの記録とつながらなくなります。
COROSと比べる前に確認したい、「怪しい」GPSウォッチを避ける5つのポイント:運営会社・更新の実績・日本語アプリ・窓口・極端な安さ
1. ブランドの運営会社を確かめる
公式サイトの会社概要やプライバシーポリシーを見ると、運営している会社の名前と所在地が分かります。 会社の情報が見つからないブランドは避けましょう。
2. ソフトの更新が続いているかを見る
GPSウォッチは、買った後のソフトの更新で不具合や脆弱性が直ります。 公式サイトに更新の記録が載っているブランドを選びます。
3. アプリが日本語に対応しているかを見る
設定も記録の確認もアプリで行うため、日本語に対応していないと使いこなせません。 アプリストアの説明で、対応している言語を確かめましょう。
4. 日本語の問い合わせ窓口があるかを見る
故障したときに問い合わせる先が日本語に対応しているかを確かめます。 窓口が見つからない商品は、修理や交換で困ります。
5. 極端に安いGPSウォッチは疑う
数千円で「高精度GPS」「長時間バッテリー」とうたう商品は、実際の性能が書かれた数字に届かないことがあります。 同じ機能のウォッチの相場と比べて、安すぎないかを確かめましょう。
COROSと比べたいGPS・スマートウォッチブランド
中国のウェアラブル機器のメーカーを比べるなら、HUAWEIの企業情報も参考になります。
COROSは、中国・広東省で開発・製造され、米国の法人が公式サイトを運営するGPSウォッチのブランドです。 日本で買うなら、公式通販か「日本正規品」と書かれた商品を選び、届いたらアプリとウォッチのソフトを最新にしてから使いましょう。
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