PHICOOL(フィクール)とは?怪しい?どこの会社?中国のスマホ対応USBメモリメーカー
当サイトのリンクには広告が含まれています

Amazon・楽天市場で見かける「PHICOOL(フィクール)」というスマホ対応USBメモリ、価格が安すぎて怪しいのでは?どこの国のメーカーなのか気になりますよね。
結論から言うと、PHICOOL(フィクール)は中国のブランドで、容量偽装などの問題が多数報告されており、購入には注意が必要です。
公式ウェブサイトや日本支社はなく、Amazon・楽天市場などのECプラットフォームを通じて販売されています。
この記事では、PHICOOLの企業情報とUSBメモリ製品の詳細、なぜ「怪しい」と思われるのか、そして信頼性の高いUSBメモリ選びのポイントをご紹介します。
この記事の重要ポイント
- 中国のUSBメモリブランド。公式サイト・日本支社なし。
- 容量偽装などの問題が多数報告。購入には注意が必要。
- スマホ対応USBメモリが低価格だが信頼性に課題。Buffalo等の大手推奨。
実際に購入した人の「悪い評価」もあわせて確認
目次
PHICOOL(フィクール)は中国の企業
PHICOOLは中国を拠点とするUSBメモリブランドです。
正式な企業名や本社所在地などの詳細な企業情報は公開されていません。
Amazon上での販売者は中国企業となっています。
公式ウェブサイトは存在せず、日本支社や正規代理店も確認できていません。
主にAmazon.co.jp、楽天市場などのECプラットフォームで販売されており、iPhone・Android・PC対応の4-in-1 USBフラッシュドライブが主力製品となっています。
価格帯は数千円程度と比較的低価格で、容量表示は64GB〜512GBまで幅広く展開されています。
しかし、実際の容量が表示より少ない「容量偽装」の報告が複数のユーザーから寄せられており、購入には十分な注意が必要です。
また、使用開始から短期間で認識されなくなる、転送したデータが開けないなどの品質問題も報告されています。
企業の実態が不透明であることや、こうした問題報告が多いことから、「怪しい」と感じるユーザーが多いのが現状です。
PHICOOLの企業情報とスマホ対応USBメモリ製品概要

なぜ「怪しい」と思われるのか?
PHICOOLが「怪しい」と思われる理由は、主に以下の3点です。
1. 価格が安すぎる
512GBのUSBメモリが数千円で販売されているなど、市場価格と比較して極端に安い価格設定となっています。
一般的に、信頼できるブランド(Buffalo、SanDisk等)の512GB USBメモリは1万円以上するため、この価格差が不安を生んでいます。
2. 公式情報が少ない
公式ウェブサイトがなく、企業の所在地や代表者名、設立年などの基本情報が公開されていません。
日本支社や正規代理店も存在せず、問い合わせ先が不明確です。
3. 容量偽装の報告がある
複数のユーザーから、実際の容量が表示より少ないという報告が寄せられています。
例えば、512GBと表示されている製品が実際は134GBしかない、128GBが64GBしかないといった報告があります。
企業基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | PHICOOL(フィクール) |
| 国 | 中国 |
| 事業内容 | スマホ対応USBメモリの製造・販売 |
| 主要製品 | 4-in-1 USBフラッシュドライブ |
| 対応デバイス | iPhone(Lightning)、Android、PC |
| 販売チャネル | Amazon.co.jp、楽天市場 |
| 公式サイト | なし |
| 日本支社 | なし |
主要製品のスペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品タイプ | 4-in-1 USBフラッシュドライブ |
| 容量表示 | 64GB、128GB、256GB、512GB |
| 対応デバイス | iPhone、Android、PC |
| インターフェース | Lightning、USB Type-C、Micro USB、USB-A |
| 特徴 | 専用アプリ不要、複数デバイス間データ転送 |
| 価格帯 | 数千円程度(容量により変動) |
| USB規格表示 | USB 3.0(実際はUSB 2.0の報告あり) |
報告されている問題点
PHICOOLのUSBメモリについては、以下のような問題が報告されています。
容量偽装
- 512GB表示の製品が実際は134GBしかない
- 128GB表示の製品が実際は64GBしかない
- 購入した容量とPCで認識される容量が大きく異なる
認識不良
- 使用開始から24時間後に認識されなくなる
- 突然デバイスが認識しなくなりデータ転送が不可能になる
スペック偽装
- USB 3.0と表示されているが実際はUSB 2.0
- 転送速度が表示より大幅に遅い
データ品質問題
- 転送したファイルが開けない
- データが破損する
これらの問題から、PHICOOLのUSBメモリは購入を避けた方が良いと考えられます。
信頼性の高いUSBメモリを探すならTrust Pick

USBメモリを購入する際、容量偽装や品質不良といった問題に遭遇すると、大切なデータを失う可能性があります。
特に、価格が安すぎる製品や公式情報が少ないブランドは注意が必要です。
Trust Pickでは、信頼できるUSBメモリを簡単に検索できます。
Buffalo、SanDisk、Transcend、ELECOMなど、実績のあるブランドから、レビュー評価の高い製品を見つけることができます。
安心して購入するための4つのチェックポイント
USBメモリを購入する際は、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
- 販売実績:月間100個以上の販売実績があるか
- レビュー数と評価:50件以上のレビューがあり、★3.5以上の評価か
- 保証期間:1年以上の保証期間があるか
- 信頼できるブランド:Buffalo、SanDisk、Transcend、ELECOM等の実績あるブランドか
「怪しい」USBメモリを避けるポイント
以下のような特徴がある製品は、購入を避けることをおすすめします。
- 価格が市場価格より極端に安い:512GBが数千円など、明らかに安すぎる価格
- 公式サイトがない:企業情報や問い合わせ先が不明確
- 容量が大きすぎる:512GB以上で数千円など、不自然な価格設定
- レビューが極端に高評価ばかり:★5のレビューしかない、または具体性に欠けるレビューが多い
- 保証期間が短いまたは不明:保証期間が記載されていない、または30日未満
Trust Pickを活用して、信頼できるUSBメモリを見つけ、安心してデータを保存しましょう。